一般社団法人 志摩スポーツコミッション

活動エリア
三重県志摩市
人口
4万6,087人(2022.10)
面積
179.0㎢
位置
三重県の東部、太平洋に面する
取材年度
2022年

自然資源を活かしたスポーツイベントを展開するコミッション

設立の経緯
・FC伊勢志摩をサポートする組織として立ち上がった「志摩100年構想実行委員会」を前身とし、スポーツを通じたまちづくりを推進する組織として、民間主導で設立
・設立以降に行政との連携を深め、現在は、志摩市観光戦略室、生涯学習スポーツ課などと連携しながら事業を展開している
基礎情報
所在地
三重県志摩市
設立
2013年6月
予算
3,000万円(2022)
職員数
3人(2023.3現在 非常勤:代表理事1名、常勤:正社員2名)

ポイント

収益事業の基盤となるスポーツイベントの運営

 伊勢志摩エリアの様々なスポーツイベントの事務局業務を担う。
 競技種目はトライアスロンを中心に、ビーチサッカー、ビーチラグビー、サイクリングなど多岐にわたり、国内だけではなく、海外からの参加者がいるイベントや、子どもから大人まで幅広い年齢層が参加するイベント、プロチームのOBが参加するイベントなど、参加者層も幅広い。 
 代表的なイベントである「伊勢志摩・里海トライアスロン大会」は、2013年に第1回目が開催され、新型コロナウイルス感染症の影響を受ける前の2019年まで毎年開催されていた。2019年の第7回大会の参加者数は925人であり、第1回大会の参加者267人と比べて着実に増えている。

太平洋の海を活用した志摩ならではのツーリズム事業の展開

 ビーチを活用したスポーツ合宿の推進しており、野球やサッカーなどの通常の合宿に加え、伊勢志摩国立公園の豊かな自然を活用したビーチトレーニングなども行うことができる。
 大矢浜海水浴場海の家の運営、さらには参加者が海沿いを通ることになるサイクリングやウォーキングのイベントの開催、シーカヤック体験ツアーのアクティビティなど、太平洋の海を活用した志摩ならではのツーリズム事業を展開している。

スポーツツーリズムに係るプロモーション事業の展開

志摩市からの委託事業「スポーツツーリズムプロモーション事業」として、スポーツに関連する情報集約と情報発信を行っている。
具体的には、合宿誘致に向けた宿泊施設やPR情報、自然体験型アクティビティ・スポーツ施設・スポーツ教室などの検索情報、トライアスロンやサイクリング等のスポーツイベント情報など、志摩市内のスポーツに関わる情報を幅広く紹介している。