スポーツアクティベーションひろしま
県内自治体支援型コミッション
- 設立の経緯
- ・スポーツツーリズム型のコミッションも検討したが、県内自治体への聞き取りを行い、支援型で設立
・スポーツ推進課でコミッションの方向性を決定したため、準備委員会等の会議体は設置せず
・従来の役所にない視点で事業を推進するため、豊富な経験をもつ民間人材を代表に登用
- 基礎情報
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- 所在地
- 広島県広島市中区
- 設立
- 2020年4月
- 予算
- 8,400万円(2021)
- 職員数
- 4人(うち県職員2人)
- 事務局
- 地域政策局スポーツ推進課
- 協力団体
- 県内26スポーツチーム
- 組織体制
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ポイント
県内自治体の支援
コミッション設立にあたり、県内すべて市町に対して聞き取り調査を実施した結果、それぞれの市町がスポーツを活用して目指す姿の実現に向けた支援を行う形式が広域自治体として求められているとの結論に至った。そのため、各市町が考えるスポーツを活用した地域活性化事業に対する企画立案サポートに加え、最大500万円を補助する制度(わがまち💛スポーツ)を創設した。



経験豊富な民間人材の代表登用
これまでの行政にないパワーで事業を推進するため、プロスポーツチームの経営を経験した民間人材を代表者に登用している。採用にあたっては、コミッションの理念に合致すると想定される人材を担当課において複数選定したうえで、すべての人物と直接面談を行った。その中で担当者が選んだ人物を県知事と面接させ、代表者を決定した。

スポーツアクティベーションひろしま
代表 神田 康範 氏
1981年熊本生まれ。大学卒業後、大手スポーツメーカーに入社して5年間米国支社に勤務。帰国後、大手スポーツマネジメント会社などを経て、「HONDA ESTILO」で本田圭佑のマネジメントを担当。2015年から2019年まで、Bリーグ・ライジングゼファーフクオカの代表取締役を務める。2019年、火の国サラマンダーズ代表取締役就任。
収益化を見据えた自主事業の実施
広島県全域・県民全体に対する地域活性化事業として、県内に多数あるスポーツチームを活用して新たなスポーツの楽しみ方を提供する「広島横断型スポーツ応援プロジェクト」=「TEAM WISH」を立ち上げ。2022年3月には「競技横断型予想ゲーム」(WISH Match)をローンチし、将来的な収益化も目指している。


