盛岡広域スポーツコミッション
国民体育大会のレガシーを継承し、
自治体の垣根を越えて協働するコミッション
- 設立の経緯
- ・2013年度に盛岡市が策定したスポーツ推進計画に、スポーツコミッション等の新たなスポーツ推進体制の構築を検討する方針を明記
・2016年の希望郷いわて国体・いわて大会において、盛岡広域に属する岩手県内8市町(盛岡市・八幡平市・滝沢市・雫石町・葛巻町・岩手町・紫波町・矢巾町)が円滑に連携・調整できるよう設置された「盛岡広域首長懇談会・国体部会」を発展的に解消し、盛岡広域圏のさらなるツーリズムの推進を目指して2017年に設立
- 基礎情報
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- 所在地
- 岩手県盛岡市
- 設立
- 2017年3月
- 予算
- 約200万円
- 職員数
- 9人(うち地域おこし協力隊1人)
- 担当部署
- 盛岡市交流推進部スポーツ推進課スポーツツーリズム推進室
- 組織体制
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ポイント
8市町の公共スポーツ施設や地域資源を活かした広域での賑わいづくりを推進
大規模大会や合宿の誘致といったスポーツツーリズムの成果を最大化するため、2022年2月に「盛岡広域圏におけるスポーツ施設のストック適正化指針」をコミッションとして策定。指針に従い、8市町のスポーツ施設の情報を共有し、大会や合宿時における補完・連携し合う体制を目指している。また、一部のスポーツイベントでは、参加者に対して8市町の特産品詰め合わせを提供するなど、盛岡広域の魅力を活かして交流人口の拡大を図っている。
岩手県はスポーツ合宿を誘致するため、県内市町村が有するスポーツ資源や合宿支援制度の説明等を行う相談会を開催している。盛岡広域SCはこの相談会に参加し、大学体育会や実業団などのチームや旅行代理店に対して地元の魅力をPRし、スポーツ合宿の誘致を図っている。また、岩手県が誘致を目指す合宿やイベントについて、盛岡広域での受け入れ可能性を検討するための連絡・調整役を担っている。

ウェブや紙媒体でコミッションの活動を積極的に発信
コミッションの認知度の向上、活動の周知を図るため、公式ウェブサイトやSNSで実施事業やスポーツイベントの案内、開催報告などを発信している。広報については地域おこし協力隊を活用し、イラスト制作、SNSでの発信といったスキルをもつ人材を外部から獲得している。こうした取組により、公式ウェブサイトは市の事業の中でもトップクラスのアクセス数を誇っている。
8市町にゆかりのある選手・指導者を一体となって応援するプロジェクト「エイト・オリンピアンズ・プロジェクト」を展開しているが、このプロジェクトの選手・指導者を紹介するための記事を地元のスポーツ雑誌に掲載している。ウェブサイトだけでなく、紙媒体でも幅広く8市町の住民に情報を届け、プロジェクトの機運醸成に結び付けている。

地域住民のスポーツ参加を促すシステムの構築
コミッションの認知度の向上、活動の周知を図るため、公式ウェブサイトやSNSで実施事業やスポーツイベントの案内、開催報告などを発信している。広報については地域おこし協力隊を活用し、イラスト制作、SNSでの発信といったスキルをもつ人材を外部から獲得している。こうした取組により、公式ウェブサイトは市の事業の中でもトップクラスのアクセス数を誇っている。
8市町にゆかりのある選手・指導者を一体となって応援するプロジェクト「エイト・オリンピアンズ・プロジェクト」を展開しているが、このプロジェクトの選手・指導者を紹介するための記事を地元のスポーツ雑誌に掲載している。ウェブサイトだけでなく、紙媒体でも幅広く8市町の住民に情報を届け、プロジェクトの機運醸成に結び付けている。
